ものづくり補助金締め切り迫る!

ものづくり補助金とは?
正式には「平成30年度補正 ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」と呼ばれるもので、中小企業や小規模事業者の生産性向上を後押しするための革新的なサービス開発・試作品開発・生産性プロセスの改善に必要な設備投資等を支援するものです。
投資金額の2分の1または3分の1を、100万円〜1,000万円を上限として補助されます。
例)
製造業が生産能力をあげるために3D-CADを購入する。
旅館業が業務効率化のために予約システムに使えるソフトウェアを購入する。
そもそも補助金とは?
国や各自治体等が支給する原則返金不要の資金のことです。ものづくり補助金は、大企業と比べると設備投資に資金を多く使えない中小企業や小規模事業者に対してこのような制度を実施することにより、経済の発展を促しています。
対象者は?
中小企業、小規模事業者が対象となります。以下に主な業種の中小企業の要件(個人事業主含む)を記載しています。これ以外の場合はお問い合わせもしくは公募要領でご確認ください。
業種 | 資本金 | 従業員(常勤) |
製造業・建設業・運輸業 | 3億円 | 300人 |
卸売業 | 1億円 | 100人 |
サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く) | 5,000万円 | 100人 |
小売業 | 5,000万円 | 50人 |
使い方は?
中小企業・小規模事業者が申請をすれば必ず使用できるというものではなく、どのような設備投資を行いどのように売上を向上させるのか等を記載した計画書を提出し、書類審査を経て採択された企業だけが補助金支給の資格を得ることができます。
また、補助金が支給されるタイミングは、全ての設備の購入が完了し、実施した計画についての報告書が認められた後に入金されます。そのため、一時的に融資を受けるなど、資金繰りについて考慮しておく必要があります。
受け取りまでの流れ
大まかに下記の流れで進んでいきます。発注書や納品書、支払いに関する書類も全て提出する必要がありますので紛失しないように管理しておく必要があります。
1.計画書の作成・必要書類の調達
2.公募申請(今回は電子申請での申請のみ)
3.審査
4.採択発表
5.交付申請
6.交付決定
7.発注
8.納品
9.支払い
10.事業完了後、報告書作成
11.報告書承認
12.補助金入金
自社に当てはまるかわからない…
いま検討している設備投資がものづくり補助金に利用できるかわからないとお悩みの方も多いと思います。そのような場合でもお気軽にご相談ください。